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◇第７回目！『謳う丘』に込められた想い！◇
土屋です。今日急に寒くなって、朝泣きそうでした…。
さて、今週は志方さんのアルバム『Ｒａｋａ』と『ドラマＣＤside.extra』が発売されて、ちょっとお祭り状態ですね！（自分だけか？）
ドラマＣＤに関しては、1つ前の天覇新聞に私のレビューがありますし、サポーターの皆さんのレビューもありますので、そちらをご覧下さいませ。
■謳う丘に秘められた物語
今回は、志方さんのアルバム『Ｒａｋａ』に収録されている「謳う丘」について。ヒュムノスには必ず「その詩の想い」が込められています。ＥＸＥＣを関する今回の謳う丘にも、それはしっかり込められています。
「その詩の想い」を知って曲を聴けば、更に感動倍増！という事で、今回はＣＤジャケットには掲載できなかった、謳う丘に秘められた想いを掲載します。
簡単に言えば「詩の持つ物語」ですね。
■ヒュムノス歌詞は、物語に含まれない！？
ちなみに蛇足ですが、，謳う丘～EXEC_HARVESTASYA/.の場合、下記「詩の想い」は日本語歌詞の分のみで、ヒュムノス語文の想い（ヒュムノス文の意味に対する物語）は入っていません。これが今回の謳う丘の狙いといいましょうか、新しい試みの１つです。
今回の謳う丘の場合、独自言語である「ヒュムノス言語」で書かれた部分は「ハーヴェスターシャの心の内」を表しています。それは、日本語歌詞を歌っているところの裏で歌っているヒュムノス歌詞が、対応する形になっています。例えば『♪少女は少年と出会った～』という歌詞の裏でコーラスが『Was yea ra hartes yor.（貴方を愛することにとても喜びを感じている）』と歌っていた場合、このシチューエーションで少女は、心の中で「キャー！少年大好き！」と思っているということです。
これが上記のように想像に違わないものであれば、あまり心の内を書く必要もないのですが…今回はそこがとても重要で、このヒュムノス語をしっかりと捉えながら聞いていると、何故少年ミュウが病に伏したのかがわかるかと思います。
まだ発売されたばかりですから、ここで「心の内の答え」を出してしまうのもアレですので、是非皆さんで解読してみてください。ヒュムノス言語が初めての方は、こちらに「ヒュムノス語辞書サイト」がありますので、ご活用下さいませ。
■詩に込められた想い『謳う丘～EXEC_HARVESTASYA/.』<
それは山里の、小さな村での物語。
謳えば雨を呼び、豊穣をもたらす謳いの巫子
少女の名前はハーヴェスターシャ
ある日少女は少年に恋をした
村長の息子である少年ミュウ
二人は午後の丘、日の光の下で一緒に謳い奏でた
村長の息子ミュウには許嫁がいた
少女は其れを知りとても悲しんだ
しかし互いに其れには触れぬよう、二人の関係は続いた
二人は来る日も来る日も、日の光の下、一緒に謳い奏でた
そんなある日、それはつむじ風のように起きた
少年は病の床に伏した
その病は不可解きわまりなく、治る兆しもない
少女は悲しむ、少年の瞳を見られない日々を
少女の母は言った
遙か西にあるという「謳う丘」
そこに光臨するという詩の女神
必ず少年を助ける「詩」を女神は知っていることだろう
少女は決意する
「謳う丘」へたどり着くこと
一つの詩を謳い、二つの翼を纏い
少女は空を翔る、天高く、少年を想ひて
少女の旅は険しく過酷だった
水のない草原、知らない土地の人々
あるときは道に迷い途方に暮れ
あるときは獣に追いかけられ崖っぷちにたたされて
炎の詩、氷の詩、嵐の詩、竜巻の詩
巫子としての少女が彼女の道標となり、旅は続いていく
そんなある日、遂にたどり着く「謳う丘」
幾重もの天を突き刺す石の柱
その中心にそびえる天への階段
その階段をただ昇り、只ひたすら昇り
その祭壇に少女は佇んだ
お願い女神よ、少年を助ける詩を教えて
女神は彼女に微笑み、そして伝えた
少年を助けるための詩の魔法を
『好きです、貴方が…。ずっとずっと側にいたい』
少年は目を醒ます
その瞳は昔の少年そのもので
その身体も至って健康そのものになった
少女は少年の胸で、涙が枯れるまで泣き明かした
巫子の力がもたらした不思議な出来事
それは貴方と大切な人にも起こりえる不思議な出来事
本当に大切な人のために
貴方は何をしてあげられますか…？
■ついでに『さぽている』
目にしたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、「さぽている」というブログパーツがあります。このアルポータルで無料ゲット出来て、ヒュムノス詩も謳えてしまう可愛いヤツです。
現在、キャンペーン期間中で「謳う丘～EXEC_HARVESTASYA/.」のダイジェスト版も謳います。ホームページで他の人に謳う丘を聞いて欲しい！自分のサイトで流したい！という方は、是非是非貼り付けて遊んでやってください。
「謳う丘～EXEC_HARVESTASYA/.」は後半月ほどで終了しますが、このブログパーツ内蔵の育成ゲームをプレイすれば、ゲーム版の「謳う丘」を永久にフルで謳えたり、ゲーム内のヒュムノスを2分ほど謳ってくれたりします。
今後も拡張予定ですので、是非１サイトに１人、さぽているをどうぞ！
というわけで、今回は謳う丘についてのお話でした。
サイトを回って皆さんの声を聴いていると、結構喜んでいただいているみたいで、3週間かけた甲斐があったなぁ…とつくづく思います。そしてその声を糧に、次のヒュムノス作曲に挑むわけですが…今回が「壮大なる多重コーラス」だったので、次は「繊細なる織り交ぜ美学」というテーマで挑もうかなと…また無謀なことを考えております（笑）。
では！